
はじめまして、オーミヤです。某企業で人事を12年やっています。採用担当として人を迎える仕事をしながら、異動、評価、面談、組織づくりなど、「働くこと」にまつわる現場を長く見てきました。
人事の仕事というと、制度やルールを扱う少しかたい仕事に見えるかもしれません。でも実際の職場で人をしんどくさせるのは、制度そのものより、その手前にある言いにくさや、我慢してしまいやすい空気だったりします。
「これって相談していいことなのかな」「自分が気にしすぎなだけかもしれない」「証拠がないけど、どう話せばいいか分からない」。そんなふうに迷っているうちに、少しずつ消耗していく。人事をしていると、そういう場面に何度も出会います。
採用担当として多くの人と接してきましたが、表面上は落ち着いて見える人ほど、内側でたくさんのことを抱えている場合があります。まじめな人ほど、自分を後回しにしてしまう。その姿を見てきたからこそ、このブログでは精神論よりも、まず使える手順を大切にしています。
何を記録すればいいのか。どの順番で相談すればいいのか。会社にどう伝えればいいのか。限界が来たとき、どこで休む判断をすればいいのか。キャリポリでは、そうした「困ったその日に役立つこと」を、できるだけ具体的に整理して届けたいと思っています。
休日の楽しみは、登山とドライブです。特に好きなのは、前日にルートや天気を確認して、持ち物を整えながら、翌日の山行を組み立てていく時間です。当日の山ももちろん好きですが、あの準備の時間も含めて登山の楽しさだと思っています。
ウェアやザックを選んだり、細かなギアを揃えたりするのも好きです。必要なものを考えて準備していくと、気持ちまで少しずつ山に向かっていく感じがします。気づけば道具を見ている時間そのものが、すっかり趣味の一部になっています。
山へ向かうドライブも好きです。高速に乗って北関東の山へ向かい、街の景色が少しずつ遠ざかっていくと、頭の中も切り替わっていきます。登山の始まりは登山口ではなく、車を走らせている時間からもう始まっている気がします。
そして山に行ったときの楽しみのひとつが、山頂で携帯用バーナーを使ってお湯を沸かし、コーヒーを飲むことです。歩いたあとに自分で湯を沸かして飲む一杯は、家や街で飲むものとはまったく違います。景色や空気も含めて、「来てよかったな」と思える好きな時間です。
登山が好きすぎて、登山サークルも作りました。本格的すぎず、でもちゃんと山は楽しみたい。そんな温度感の集まりです。同じ山を歩いても、人によって見ているものが違うのが面白くて、景色に感動する人もいれば、道具の話で盛り上がる人もいます。
登山をしていると、仕事や人間関係にも少し似ているなと思うことがあります。いきなり全部を片づけようとすると苦しくなるけれど、「今日はここまで」「次はここまで」と区切ると、ちゃんと前に進める。職場のトラブルも、それに近いところがある気がしています。
キャリポリでは、ハラスメントや職場トラブルの一次対応、証拠や記録の残し方、人事や会社への伝え方、会社が動かないときの次の一手、休職・異動・退職の考え方などを書いています。どの記事も、「読んで終わり」ではなく、「読んだあとに少し動ける」ことを基準にしています。
職場の悩みは、毎日その場所に行くからこそ、じわじわ効いてきます。しかも本人ほど、「まだ大丈夫」と思ってしまいやすい。だからこそ、我慢だけで乗り切ろうとしなくていい。記録していいし、相談していいし、限界なら休んでいい。このブログが、そんなときに少しでも役に立つ場所になればうれしいです。
