カメ

転職理由が多くなってしまった。何回までだったら転職活動で不利にならないのか気になる。転職理由が多いことを聞かれたときにどう答えればいいのかも教えてほしいな。

現役転職アドバイザーが、転職理由の数え方や、転職に不利になる転職回数、さらには転職理由が多いことに対する答え方などを解説しています。

※この記事は3分程度で読み終わることができます。3分後、あなたは転職回数が多いことに対する不安が、少なくとも80%は減っているはずです。

転職回数の数え方|アルバイトは入る?

まずは転職回数の数え方から。

転職回数とは、正社員としての転職回数のことです。よって、派遣やパート・アルバイトは含まれません。

仮に、これまで正社員として勤務したことがない場合、転職回数は0回です。

転職回数は何回までなら評価は下がらない?

転職回数は、年代により評価が下がらない回数は異なります。具体的には次のとおり。

評価が下がらない転職回数
  • 20代:1回以下
  • 30代:2回以下
  • 40代:3回以下

例えば30代の2回以下という転職回数とは、これまで2回転職していて現在3社目に勤務しており、今回4社目の勤務先を探しているというもの。こういったケースはギリギリで不利にならないということです。

もちろん、企業によって異なりはしますが、このぐらいの感覚が通常です。

なお、歴史のある企業は転職回数を厳しく評価し、新しいベンチャー系企業は能力さえアレば転職回数はさほど気にしないという傾向があります。

応募先選びの際には、その企業が安定性を求めているのか、成長性を求めているのかもチェックしておくといいですよ。

転職回数が多い人の転職理由の答えるときのポイント

転職回数が多い理由を伝えるときのポイントは次の3つです。

転職回数が多い理由を伝えるときのポイント
  • ポジティブな表現にする
  • 転職に一貫性があることを示す
  • 転職の結果、スキルが上がったことを示す

ポイント1 ポジティブな表現にする

転職回数が多いことは、ポジティブな表現で説明できるようにしましょう。

ネガティブな表現になってしまうと、「仕事が続かない」「飽き性」というようなネガティブな面がより強調されてしまうからです。

転職回数が多いことをポジティブな表現に変換する言い回し例を、いくつか紹介します。

転職回数が多いことをポジティブな表現に変換する言い回し例
  • 自己成長のために~
  • ○回の転職で~というスキルが身につきました
  • ~という目標を達成するために、転職でスキルを身につけてきました

このように、転職回数が多いことはポジティブな表現に変換して表現しましょう。

ポイント2 転職に一貫性があることを示す

転職に一貫性があることを示すことは、転職回数が多いことを説明する上で大切です。

転職に一貫性があれば、転職によってスキル・知識が増強していると判断してもらえるからです。

例えば、転職回数は多いものの、一貫して法人営業を経験してきているということならば、営業における様々な引き出し・武器を獲得していることが想定できます。広い人脈もできていることでしょう。表現次第で、おおいにプラス評価されます。

このように、転職に一貫性があることは、評価を下げるどころか逆に上げる効果も期待できます。

なお、最終的な目標を掲げ、それに向かって一貫性をもたせて転職をしてきたということは、キャリアプランを考えての転職だったということをアピールできます。最強の自己PRにもなりますよ。

ポイント3 転職の結果、スキルが上がったことを示す

転職の結果、スキルが上がったことを示すと、転職回数が多いことのデメリットを一気に払拭できる場合が多いです。

転職回数が多いことのデメリットよりも、転職によりスキルアップしたというメリットのほうがプラスであるという企業は多いからです。

前述した「転職に一貫性があることを示す」ことも意識することで、この効果は倍増します。

「転職回数云々ではなく、明確なキャリアプランに従ってスキルを磨き上げてきている人材」という評価を企業から受けられることを意識することがポイントです。

なお、数度の転職により人脈が広がっている場合は、そこもアピールしましょう。実は、企業側が中途採用車に求めているものの一つに、有用な人脈というものがあるからです。人脈もスキルの一つですよ。

転職回数が多い人の面接対策

転職回数が多い人の面接対策は、次の2つです。

転職回数が多い人の面接対策
  • それぞれの転職理由を明確に答えられるよう準備する
  • 転職回数が多い理由が答えられるように準備する
  • 面接では自信をもって堂々と話す

面接対策1 それぞれの転職理由を明確に答えられるよう準備する

転職回数が多い人は、それぞれの転職理由を明確に答えられるように準備しておきましょう。

面接で、すべての転職理由を聞かれることは少なくないからです。

詳細バージョン、一言バージョンの2つをそれぞれ書き出し、自分の言葉で話せるようにしておくといいでしょう。

それぞれの転職理由がポジティブな表現にしなければならないことについては、あらためて言うまでもないですよね。

面接対策2 転職回数が多い理由が答えられるように準備する

転職回数が多い理由についても、しっかりと準備しておきましょう。特に、前述の「転職回数は何回までなら評価は下がらない?」で挙げたボーダーライン以上の場合、絶対に聞かれますので。

ところで、面接において面接官が何を質問しているのかを正確に把握することが重要であることは当然です。しかし、転職理由が多いことを聞かれているのに転職理由を延々と話してしまう人、逆に、転職理由を聞かれているのに転職回数が多いことまで話してしまう人がいます。しかもかなり。

質問に対する答えがズレてしまうと、コミュニケーション力や論理的思考力を疑われてしまいます。気をつけましょうね。

面接対策3 面接では自信をもって堂々と話す

面接で転職回数が多いことを質問されたとしても、堂々と自信をもって話すように意識しましょう。

転職回数が多いことに負い目を感じている人が多く、その理由を聞かれた際に、「しまった」「やはりきたか…」というようなネガティブな表情をする人がとても多いです。

このような表情を見た瞬間に、面接官は転職回数が多いことがネガティブな要因であることを確信します。その後、どれほどポジティブな理由を並べ立てたところで、それらはすべて誤魔化しにしか見られてもらえません。

面接で転職回数が多いことを質問された際には、「アピールのチャンスが来た!」ぐらいの気持ちに意識的に切り替えて、堂々と大きな声で話しきりましょう。

転職回数が多い人の職務経歴書

転職回数が多い人は、履歴書作成で注意しなければならないことがあります。それは、職務経歴欄への書き方です。

最も多く使われている職務経歴の書き方は、「編年式」といって、時系列に職歴を記載するというもの。

しかしこれでは、転職回数の多さが目立ち煩雑な印象を与えてしまいます。

そこでおすすめは、「キャリア式」という書き方。時系列は無視して、職種ごとにキャリアをまとめる書き方です。

このような職務経歴書の書き方については、こちらの記事にまとめています。確認しておいてくださいね。

職務経歴書の書き方を超絶丁寧に全解説【プロ直伝】

転職回数が多い人が効率よく転職成功する方法

30代転職で有利になれる資格12選

転職回数が多い人が効率よく転職成功する方法、それは転職エージェントを利用することです。

これまで転職理由が多いことへの回答のポイントや、面接・書類対策について記してきましたが、なかなかの難しさだということがわかったと思います。

「転職に一貫性があることを示す」の難易度が高いと思われたのではないでしょうか。一貫性を意識せずに転職を繰り返した人などは、特にそうですよね。

これについては、転職エージェントを利用することでスッキリと解決することがあります。あなたが気がついていない一貫性を、転職エージェント側が見つけてくれるケースが非常に多いからです。

たとえあなたの職種がバラバラで、一見すると一貫性がないように思える場合でも、転職エージェントのキャリアアドバイザーは何とかして一貫性を見つけようとします。そのために、面談ではキャリアを深堀りして質問してくるわけです。

あなたには、あなたが気がついていないキャリアの一貫性があるはずです。それを見つけることができれば、転職回数が多いことを聞かれてもポジティブに答えやすくなります。

転職エージェントを利用し、一貫性を見つけてもらってください。そして、その効果的な表現方法を一緒に考えてもらってください。

転職エージェントのサービスを受けるには、Web登録が必要です。しかしこのWeb登録、最近はとても簡易化されています。5分もあれば終わるケースがほとんどですから、面倒がらずにやってしまいましょう。そうすれば、面談に呼んでもらえて、転職回数が多いことのフォローを考えてもらえますので。

なお、おすすめの転職エージェントは次の記事にまとめています。

本当におすすめできる転職エージェント【年代別×年収別】

まとめ|転職回数が多い人の転職理由の答え方

スキルレベルを証明する資格

上記を簡潔にまとめます。

転職回数の数え方
  • 転職回数とは、正社員としての転職回数のこと
評価が下がらない転職回数
  • 20代:1回以下
  • 30代:2回以下
  • 40代:3回以下
転職回数が多い理由を伝えるときのポイント
  • ポジティブな表現にする
  • 転職に一貫性があることを示す
  • 転職の結果、スキルが上がったことを示す
転職回数が多い人の面接対策
  • それぞれの転職理由を明確に答えられるよう準備する
  • 転職回数が多い理由が答えられるように準備する
  • 面接では自信をもって堂々と話す
転職回数が多い人の職務経歴書
  • キャリア式で作成する

職務経歴書の書き方を超絶丁寧に全解説【プロ直伝】

転職回数が多い人が効率よく転職成功する方法
  • 転職エージェントを利用する

本当におすすめできる転職エージェント【年代別×年収別】

転職回数が多いことを恐れることはありません。上記の通りしっかりと対策を講じれば、逆に自己PRに繋がりますよ。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。