
ミイダスという転職サイトがなかなか良いらしいんだけど、本当のところはどうなの? 登録とかどうすればいい?
現役転職アドバイザーの私が、人気転職サイト「ミイダス」を実際に使ってみました。画像付きで登録の流れを紹介し、さらにミイダスのデメリットや賢い使い方のコツなどもシェアします。
※この記事は3分程度で読み終わります。3分後には、ミイダスの登録方法やデメリット・使い方のコツがスッキリとわかっているはずです。
ミイダスとは?
ミイダスとは、求人企業が見出すに登録している求職者に対して、直接スカウトメールを送ってくるというサービスです。
通常の転職サイトのように、求職者が求人案件を探して対象企業に応募するという流れは、ミイダスにはありません。
ミイダスの対応エリアや利用料は次のとおり。
運営会社 | ミイダス株式会社 |
求人案件数 | 35,000件以上 |
対応エリア | 全国 |
利用料 | 完全無料 |
公式サイト | https://miidas.jp |
また、ミイダスには2つの大きな特徴があります。
- 企業からのオファーはすべて面接確約オファー
- 想定年収が算出される
ミイダスの特徴1 企業からのオファーはすべて面接確約オファー
ミイダスに登録すると、求人企業から求職者にオファーが届きます。
これらはすべて面接確約オファー。つまり、最初から書類選考はパスしているということです。
書類選考がなかなか通らず面接まで行かないという人にとっては、ミイダスの面接確約オファーはうってつけのサービスですね。
ミイダスの特徴2 想定年収が算出される
ミイダスにWeb登録すると、想定年収というカタチで転職市場での自分の価値がわかります。
想定年収は次のように表示されます。
ちなみに、ミイダスのWeb登録は5分程度で済みます。超お手軽ですよ。
ミイダス登録の流れ【画像付き】
【ミイダス公式サイト】から、次の流れで登録します。
1.基本的なプロフィールを選択します
2.第一言語を選択します
3.最終学歴を選択します
4.最終学歴の続きです
5.長期離職の有無についての確認です
6.経験者数を選択します
7.現在の在職状況を選択します
8.在職状況の続きです
9.直近企業の雇用条件を入力します
10.直近の職種を選択します
11.経験のある商材・サービスについて選択します
12.担当顧客の業界を選択します
13.経験した業務内容を選択します
14.ビジネススキルを選択します
15.英語力を選択します
16.Excelスキルを選択します
17.運転免許証の有無を選択します
18.保有資格を入力します
19.最後に【ミイダスに登録してオファー内容を見る】をクリックして登録完了です
ここまで所要時間は5分足らずです。このようにほとんどが選択式でサクサク入力できる簡便さもミイダスの魅力です。
ミイダスの注意点
ミイダスを利用する上で、注意点が3つあります。私自身、実際に登録してみての感想も含めて書きます。
- 想定年収が不正確な場合がある
- オファーの質が悪いことがある
- 面接対策は独力
ミイダスの注意点1 想定年収が不正確な場合がある
当メディアに寄せられたミイダスに関する口コミに、次のようなものがありました。
ミイダスの想定年収が微妙。今の年収が400万前後なのに、600万以上の想定年収が出た。まわりを見てもそんな年収をもらっている人はいない。リップサービス的にいい気持ちにさせるためなのかもしれないが、かなり高めの年収を見せているのではないか。
評価:★★☆☆☆|年齢:28歳|職種:購買
こういった口コミは1件だけではありませんでした。たしかにちょっと気になりますよね。
まあ、先ほど紹介したようにミイダスのWeb登録は超絶簡易的。これだけで正確な想定年収を出そうっていうのが無理な話かもしれませんが。
この想定年収は信用しきらず、あくまでも参考程度にしておいたほうがいいかもしれませんね。
ミイダスの注意点2 オファーの質が悪いことがある
ミイダスで送られてくる面接確約オファーは、これまでのキャリアとは関係のないものがかなり来ます。
想定年収から見て箸にも棒にもかかっていないような企業からのオファーも大量。
さらには、私は東京都内在住ですが、福岡や広島などからのオファーも結構来ていました。
おそらく、よくあるスカウトメールのように、企業の担当者が一人ひとりチェックしているのではなく、システムで機械的にオファーメールを送信しているのだと思います。
とはいえ、「これも書類選考なしでいきなり面接してくれるの?」と思えるような優良企業からの面接確約オファーもそこそこ来ていました。
個人的には、優良オファー2割、NGオファー8割という感じですね。
ということで、ミイダスに登録してオファーの質が悪かったとしても、少し様子を見てみましょう。少しずつ、優良オファーが来るかもしれませんからね。。
ミイダスの注意点3 面接対策は独力
ミイダスはあくまでも転職サイトであるため、転職エージェントのようにキャリアアドバイザーが担当としてついてサポートしてくれるわけではありません。
なので、面接確約オファー後の面接対策は独力で行う必要があります。こればかりは仕方ありません。
転職エージェントを利用して面接ノウハウを得つつ、チャンスを広げるためにミイダスを併用するという使い方が効果的ですね。
ミイダスの賢い使い方
ミイダスの使い方のコツは2つ。これで効率よくミイダスを活用できます。
- オファー通知条件を設定する
- 興味あるオファーには早めに返信する
賢い使い方1 オファー通知条件を設定する
ミイダスにWeb登録すると、面接確約オファーがそれこそ山のように来ます。
しかしそれらは、前述のとおり、給与・地域・仕事内容等が希望とかけ離れたオファーである場合が多い。
送られてきた数多のオファーをチェックしたけか、そのほとんどが希望外ということだとドッと疲れますよね。
そうならないように、ミイダスには「オファー通知条件設定」という機能があります。
いくつかの希望条件をあらかじめ設定しておくことで、その条件に合致したオファーのみが表示され、さらにアプリやメールで受信通知を受けることも可能。
設定できる条件は次の6つです。
- 希望する勤務地
- 検討可能最低年収
- 希望する職種
- 希望する業種
- 希望する企業規模
- 希望する契約形態
このオファー通知条件を設定すれば、希望条件に合致した面接確約オファーのみチェックできるようになります。しかも確実に。
希望とは違うオファーばっかり!という不満は一気に解消されますよ。
賢い使い方2 興味あるオファーには早めに返信する
見出だすの面接確約オファーには、「面接確約期限」や「応募制限人数」が付されている場合があります。
注意したいのは「応募制限人数」です。なぜなら、これにより企業側が面接拒否をコントロールできる可能性があるからです。
企業側が送る面接確約オファーは、当然のことながら複数の求職者に送られています。なかには、企業の想定スキルギリギリの求職者も含まれているでしょう。
選考状況によっては、このようなボーダーライン上の求職者に対して面接を行うことは、手間と時間の無駄と考える企業もあるかもしれません。
結果、面接確約オファーに応募したにもかかわらず、企業側から「応募人数に達したので面接は行わない」という回答が来る可能性も。
なので、面接確約オファーが届いた場合、興味あるオファーに対してはすぐに返信・応募してしまいましょう。企業側が「応募人数に達した」といえないほど迅速に。
まとめ|ミイダスの登録の流れと注意点
ミイダスについてまとめます。
- 企業からのオファーはすべて面接確約オファー
- 想定年収が算出される
- 想定年収が不正確な場合がある
- オファーの質が悪いことがある
- 面接対策は独力
- オファー通知条件を設定する
- 興味あるオファーには早めに返信する
なお、ミイダスへのWeb登録は、【ミイダス公式サイト】からになります。ミイダスを上手に活用して、転職活動を有利に進めていってくださいね。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。