ペンギン

職場で完全に孤立してしまっている。たしかにコミュ障だから仕方ないんだけど。このままずっと孤立し続けるのかな。職場での孤立を解消する方法ってないのかな。解消できないのなら、孤立してても気にしない性格になりたい…

職場で孤立するのは辛いですよね。孤立を気にしないで済む解消法はないのでしょうか。

この記事では、職場で孤立しても気にしないようにする対処法を紹介します。「それでもどうしても気になってしまうから解消したい」ということもあるでしょうから、職場での孤立を解消する方法も解説。

この記事を読むことで、職場での孤立に関する問題がスッキリと解消するはずです。職場での孤立で悩んでいるあなたには、ぜひ読んでいただきたいです。

職場で孤立している人たちの声

職場で孤立していることで悩んでいる人はとても多いです。彼らの声をTwitterから拾ってみました。

このように、職場で孤立している人はあなただけではありません。

職場で孤立しても気にしない7つの対処法

職場で孤立してしまっているのであれば、「孤立しても気にしない」ようになればいい話です。実際、孤立を気にしない人は存在します。

筆者は会社で働いていますが、筆者の周りにも孤立している女性社員がいます。いつも清潔な服装で、バッグや小物もオシャレ。スタイルもよく、タレントの鳥居みゆきさんにとても似ている美人です。

彼女は、自分の仕事は自分で完遂させます。仕事が多くても人に頼まず、たったひとりで残業して終わらせているようです。こちらから話しかけてもリアクションは少ないですし、もちろんランチはひとりです。

そんな彼女を筆者たち周りの人間は「近寄りがたいけどかっこいい!」と思って見ています。孤立というよりは「孤高の存在」という感じ。職場で孤立していることをネガティブに考えているようには見えません。

このように、職場で孤立しても気にしないでいられるようになる対処法とは、次の7つです。

  • 人付き合いの面倒さがなくなってよかったと考える
  • ひとりでいることは能力を高めやすいと考える
  • 自分の業務に集中する
  • 職場は仕事する場所だと割り切る
  • 現在の職場はキャリアアップのための踏み台だと考える
  • 職場外の人間関係を充実させる
  • ひとりでいる時間を楽しむ

それぞれ説明しますね。

①人付き合いの面倒さがなくなってよかったと考える

人付き合いの面倒さがなくなってよかったと考えることで、職場での孤立を気にしないでいられるようになります。

人付き合いというのは楽しい半面、面倒なこともあります。気を遣ったり、愚痴を聞いたり、厄介な頼まれごとをしたり…

孤立していればこういった面倒を背負い込む必要がないというメリットがあると考えてみましょう。

②ひとりでいることは能力を高めやすいと考える

ひとりでいることは能力を高めやすいと考えることで、職場の孤立を気にしないで済むようになります。

孤立しているということは、仕事を自分ひとりでやり遂げるということ。わからないことがあっても周囲には質問しづらいですからね。

ひとりで仕事をやり遂げる過程で、問題解決能力が身につきます。不明点は自分で調べたりするので、周辺知識も自然と貯まっていくでしょう。

仕事上、孤立することは不便ではありますが、その不便さを乗り越えるために努力することで能力は高まっていくと考えてみましょう。

③自分の業務に集中する

自分の業務に集中することで、職場での孤立を気にしないでいられるようになります。仕事に集中すれば、一日の体感時間は短くなります。職場で孤立していることなど気にならなくなります。

ちなみに、東京大学の池谷教授によると、人間が集中できるのは15分とのこと。仕事を15分間集中し、5分間休憩する。そこからまた15分間集中…というように繰り返してみましょう。

ポイントは、集中が続いていても15分間で無理やり休憩するということ。まだ集中できるのにあえて休むという「焦らし」をすることで、次の15分間の集中がより強固なものになります。

職場で孤立していることなど気にせず、仕事に集中しまくりましょう。仕事終わりの充実感も格別ですよ。

④職場は仕事する場所だと割り切る

職場は仕事をする場所だと割り切るというのも、職場で孤立していることが気にならなくなります。

職場は遊び場ではありません。友人(同僚)とおしゃべりする場所でもありません。仕事をする場所なんですよね。この基本を意識するだけで、職場で必要以上のコミュニケーションを取ることが不毛であるということが理解できます。

理解するだけでなく、そのように思い込む方法があります。それは、職場でおしゃべりをしている人たちを「仕事中にくだらない話ばかりする愚か者たち」と思ってみましょう(声に出しちゃダメですよ)。

このようなシニカルな考えを習慣化することで、職場で孤立していることを気にしない性格になれます。

⑤現在の職場はキャリアアップのための踏み台だと考える

現在の職場はキャリアアップするための踏み台に過ぎないと考えることで、職場での孤立を気にしないようになります。

群れる仲間など邪魔でしかない。目の前の仕事に集中して取り組み、わからないことは他人に聞かずに自分で解決する。そうすることでスキルを高め、より条件の良い会社に転職する。

こう考えれば、職場で孤立していることはむしろ喜ばしいことだと思えるでしょう。

⑥職場外の人間関係を充実させる

職場外の人間関係を充実させることで、職場での孤立を気にしないでいられるようになります。仕事は仕事、プライベートはプライベートと明確に区切るということですね。

こうすれば、仕事帰りに飲み屋に行って同僚と上司の愚痴をこぼす、なんていうくだらないことをしなくて済みます。仕事とは関係のない信頼できる友人たちと、楽しい時間を過ごすことができるのです。

職場外の人間関係を充実させれば、職場で孤立していない人たちは職場の人間関係に縛られている人たちと思えてくるようになりますよ。

⑦ひとりでいる時間を楽しむ

ひとりでいる時間を楽しむことで、職場での孤立を気にしないでいられるようになります。

例えばランチタイム。同僚たちと連れ立ってランチに行っても、どうせ仕事の愚痴やつまらない噂話ばかりです。

孤立していれば、自分だけのランチタイムを過ごすことができます。スマホでニュースを見たりゲームをしたり、ショッピングをしたり、読書だって軽い昼寝だってできますよね。

職場で孤立してしまう人の特徴

ここまで、職場で孤立しても気にしないようにする対処法をみてきました。これらができればスッキリしますが、誰もがこのように考え、行動できるわけではありません。職場での孤立を解消したいと思う人も多いです。

職場での孤立を解消する方法は後で説明しますが、その前に、どのようなタイプの人が職場で孤立しやすいのか紹介します。あなたに当てはまるものはあるでしょうか。

①能力が高く嫉妬されている

能力が高いため周囲から嫉妬されて孤立してしまうというタイプです。「出る杭は打たれる」というものですね。

仕事で頑張って成果を出したことで孤立してしまうというのは、おかしな話。ただ、会社はしっかりと評価してくれるはずです。孤立させるような雑魚たちなんて気にしなければいいですよね。

②引っ込み思案すぎる

引っ込み思案すぎると、職場で孤立する可能性が高まります。

周囲が話しかけてもまともに返さないようでは、コミュニケーションを取りたがっていないと思われてしまうからです。あるいは、醸し出す暗い雰囲気が敬遠されるのかもしれません。

③周囲を拒否する言動をとっている

周囲を拒否する言動をとっていると、職場で孤立してしまいがちです。「陰口・悪口」「ため息」「舌打ち」「無視」「リアクションが薄い」等ですね。

周囲を拒否するこれらの言動は、見事なほどに周囲を遠ざけます。周囲には、孤立したがっていると思われていることでしょう。

④仕事ができない

仕事ができないと、職場で孤立する可能性が高いです。なぜなら、仕事ができないことで周囲に迷惑がかかるからです。

仕事が遅れそうなら手伝わなければならない、ミスがあればフォローしなければならない、覚えが悪ければ教育しなおさなければならない、実績が出なければ上司・先輩社員が指導不足を指摘されるなど。

会社にも周囲の社員にも迷惑をかけてしまうのが、仕事ができないということですね。

⑤服装・身だしなみが汚い

服装や身だしなみが汚いと、職場で孤立してしまうかもしえれません。

あらゆることがだらしない人間だと思われてしまいますし、見た目が汚いというのは生理的にも嫌われやすいからです。

オシャレであることは、話題にはなりますが孤立する・しないとは関係ありません。オシャレでも孤立している人はいますし。清潔であるかどうかが分かれ道ですね。

職場で孤立を放置することの危険性

職場で孤立していることを気にしないでいられるのであれば問題ありませんが、もし気になるのであれば、孤立した状態を放置することは大変危険です。その危険性を紹介します。

①仕事の効率が落ちる

職場での孤立を放置すると、仕事の効率が落ちていきます。

職場で孤立していると、仕事上で不明点があっても質問できませんし、相談もしづらいからです。仕事を独力でこなさなければならないため、相当な努力が必要となってきます。

周囲と協働すれば簡単にできることを、相当な努力をして単独で成し遂げるというのは、効率の悪い仕事の仕方といえるでしょう。

②会社からの評価が下がる

職場での孤立を放置すると、会社からの評価が下がる可能性があります。有益な情報が共有されないからです。

旧態依然とした効率の悪いやり方をすることで、ミスに気づかなかったり仕事が遅くなったりします。いわゆる、仕事ができない社員になってしまうのです。結果、会社からの評価が下がってしまいます。

③自己否定ばかりで精神を病む

職場で孤立することで、自己否定をするようになり、精神を病んでしまうかもしれません。

仕事はなかなかはかどらず、会社からの評価は下がり、孤独なので寂しくつまらない。職場で孤立していることをこのように考えてしまうと、「孤立してしまう自分が悪い」と自己否定するようになってしまいます。

自己否定が続くと、精神を病みます。会社に行きたくない、仕事を辞めたいと思うようになり、うつ病になってしまうかもしれません。

職場での孤立を解消するための6つの方法

職場で孤立することをポジティブに考えることができない場合は、上記のとおり、最悪うつ病になってしまう可能性があります。そうならないように、職場での孤立を解消する方法を6つ紹介します。

①挨拶だけでも必ずするようにする

まずは、挨拶だけでも必ずするようにしましょう。孤立を解消するにはコミュニケーションを取ることが大切ですが、そのきっかけとなるのが挨拶だからです。

挨拶は、相手からされるまで待っていてはいけません。待っていても相手から挨拶はしてもらえないからです。

朝イチ、自分から「おはようございます」と挨拶してみましょう。

②同僚の手伝いを申し出てみる

同僚の手伝いを申し出ることで、孤立が解消するケースがあります。手伝いを申し出ることでコミュニケーションが生まれますし、相手には感謝の情が生まれるからです。一人の同僚が心を開いてくれれば、孤立解消は時間の問題です。

話しやすそうな同僚に対して、「私、仕事が一段落ついたんだけど、何か手伝えることある?」と話しかけてみましょう。相手もその言葉を待っているかもしれませんよ。

③自分の仕事で圧倒的な結果を出す

仕事ができる人は「出る杭は打たれる」的に嫉妬されて孤立するというケースは前述のとおり。ですが、「出すぎる杭は打たれない」という言葉もあります。

仕事で圧倒的な結果を出せば、嫉妬を通り越して尊敬されます。「あの人にはかなわないな」と思われるようになり、慕ってくるようになるでしょう。

目標比110%で満足するのではなく、300%ぐらいを目指して突き抜けてみてはどうでしょうか。

④ため息や舌打ちなどネガティブな仕草をしない

ため息や舌打ちなどネガティブな仕草をしないようにすることで、孤立が解消するかもしれません。

普段からネガティブな仕草をしている人は、周囲の人たちから距離をおかれます。なぜなら、一緒にいると不愉快になるからです。

こういったネガティブな仕草をやめるだけで、ごく普通の人に戻ることができます。周囲は距離をおく理由がなくなるため、次第に孤立が解消されるのです。

⑤会話中は笑顔でいることを意識する

会話中に笑顔でいるだけで、孤立は解消されます。笑顔でいることは、相手に対してポジティブな気持ちであることを示す行為だからです。魚心あれば水心です。

「いままでずっと無表情だったのに笑顔にしたらキモいと思われるかも」と心配かもしれません。そう思う思うのであれば、アルカイクスマイルを意識してみてはどうでしょうか。

アルカイクスマイルとは、無表情だけど口元だけは微笑んでいるという表情のことです。つまり、「笑う」のではなく「口角を上げる」だけ。仏像がそうですよね。

アルカイクスマイルは大げさな笑顔でないため、それまでの完全無表情と比較してもあまり違和感はありません。軽く微笑んでいるようにも見えるため、相手もホッと安心します。試してみてくださいね。

⑥転職する

職場での孤立にどうしても耐えられず、上記の解消法を試してもうまくいかないという場合は、転職をするしかありません。

転職を機に孤立される要素を改めれば、周りとコミュニケーションを取りながら働けるようになるでしょう。

とはいえ、孤立しやすい職場というものがあります。自分と同年代の同僚がいない、自分と同じ性別の同僚がいない、超個人主義の職場であるなどです。

まとめ|職場で孤立しても対処法はいくらでもある

職場で孤立しても対処法はいくらでもあることがわかったと思います。

まずは、職場の孤立を気にしないようにできるか考えてみましょう。気になってしまうのであれば、孤立を解消する方法を試してみてください。

職場での孤立を苦しいと思うのであれば、それは放置しないでくださいね。うつ病になってしまうこともありますから。いざとなったら転職を考えるのもアリですよ。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう。

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