ペンギン

仕事を頑張っているのに評価されない。なんで? 他の人よりも朝早く来て、夜遅くまで働いているのに。事務だから営業みたいに実績が数値化されないけれど、他の人の分まで手伝ってあげているのに。私が仕事で評価されない理由がなんなのか、誰か教えてー!

眠っている時間を除けば、起きている多くの時間は仕事に費やされています。その仕事で評価されないということは、人生を否定されているようなもの。辛いですよね。

この記事では、仕事で評価されない人の特徴と、仕事で評価される人の特徴を解説します。さらに、仕事で評価されるためにどうすればいいのかという改善策なども具体的に紹介します。

この記事を読むことで、仕事で評価されないという現状を見つめ直し、評価されるようになれる具体策や考え方が理解できますよ。

仕事で評価されないと嘆く人は多い

仕事で評価されないと嘆いているのはあなただけではありません。Twitterをチェックしてみました。

あなたの感覚と似たTweetはありましたか?

仕事で評価されない人の特徴7つ

仕事で評価されない人の特徴は7個あります。

  • 要領が悪い
  • 積極性がない
  • アピール不足
  • 評価対象外の仕事に注力している
  • 協働意識が弱い
  • 勤務態度が悪い

あなたには当てはまるものがありますか?

①要領が悪い

要領が悪いとは、あらゆる仕事に全力で取り組んでしまうということ。良いことのようにも思えますが、それでは時間が足りなくなります。すると、重要な仕事への取り組みが薄くなってしまうことに。

「企画書を作らなければいけなかったのに、後輩の仕事の手伝いをしてしまった。そのため、中途半端な企画書を提出する羽目に…」ということになってしまうかも。

これでは、仕事で評価されないですよね。

②積極性がない

積極性がない人は、仕事で評価されないです。なぜなら、会社や上司に対してプラスの価値を提供していないからです。

もちろん、与えられた仕事をミスなくこなすことは大事です。しかし、それは給料をもらっている身としてはアタリマエのことをしているだけ。つまり、普通の評価がつくだけです。

「ご指示いただいた書類を作成しましたので提出します。ところで、○○の点については別資料で詳細に説明したほうが、お客様への説得力が増すと思いますが、そのようなプレゼン資料を作成してもよろしいでしょうか?」

このように積極的な姿勢を見せることができれば、仕事で評価されないと落ち込むことは減るはずですよ。

③アピール不足

アピールが不足していると、仕事で評価されないことが多いです。アピールしなければ、仕事ぶりが評価者に伝わらないことがあるからです。

アピールといっても、自分の仕事を誇らしげに自慢するということではありません。さりげなく、自分の仕事の評価を上司に尋ねてみる。これだけでも充分なアピールになります。

「このプレゼン資料は私が先月作成したものです。お使いになられて気になったことなどありませんか?」
「私が作成したトークスクリプトを使うようになってから、電話でのアポイント数が○○%アップしました。さらに伸ばしたいと思いますので、ご意見をいただけませんか?」

もしあなたが引っ込み思案だったとしても、こういった自然なアピールの仕方であればできそうじゃないですか?

④評価対象外の仕事に注力している

評価対象外の仕事に注力しても評価されません。

会社は、あらゆる業務に対して評価をつけているわけではありません。会社の業績に繋がる仕事に対して、優先度を付けて評価をしているのです。

例えば、あなたが営業マンだったとします。毎日毎日、外回りをして新規顧客を開拓する仕事です。あなたは月間目標10件に対して、10件の顧客開拓ができました。

外回りですが、直行直帰ではなく帰社しなければならないというルールがあります。あなたは毎日遅れることなく守りました。その結果、あなたの評価は「普通」でした。

あなたには同期の営業マンがいました。彼は、月間目標10件に対して、15件の顧客開拓ができました。しかし、帰社する時間に関してはルーズ。最短の時間で帰社することは稀で、1時間ほど遅くなることもありました。

彼は上司に対して、熱のこもった営業をした結果帰社が遅くなったと答えていましたが、実際のところはパチンコに寄っていたからだとか。この同期の評価は、「トップ」でした。

わかりますよね。会社が求めているは営業成績です。早く帰ってくることではありません。嘘をついてパチンコに寄るようなこの同僚は褒められたものではありませんが、会社が求めている営業成績が良いということから評価は高くなりますね。

このように、会社や上司が評価対象としていないものに対して注力しているだけでは、あなたの仕事は評価されないですよ。

⑤協働意識が弱い

協働意識とは、仲間とともに力を合わせて成果をあげようという考え方のこと。この協働意識が弱いと、仕事で評価さ入れないです。

複数名の組織でできることに比べて、1人でできる仕事は限られているからです。協働意識が弱く一匹狼的な働き方では、会社に対する貢献度が低いと評価されてしまうのです。

あなたの仕事が営業事務だったとします。あなたは、Excelを使って顧客情報やスケジュールを一元管理できるツールを作りました。これを部署全体にシェアできれば、部署全体の仕事効率が上がります。

逆に、あなたの協働意識が弱く、このExcelツールをあなた一人でこっそりと使うだけだったらどうでしょう。あなたの仕事効率は上がるかもしれませんが、それだけの話ですよね。

このように協業意識が弱いと、仕事での評価は低くなってしまいます。

⑥勤務態度が悪い

勤務態度が悪い場合、たとえ高い実績を挙げていたとしても、仕事では評価されないです。そもそも勤務態度とは社会人としての基本マナーであり、評価以前の問題だからです。

私語が多い、PCでネットサーフィンしている、30分ごとに喫煙離席する、遅刻が多い、無断欠勤をする…これでは、仕事で評価されないのは当然ですよね。

仕事で評価されるための改善策4つ

次に、仕事で評価されるための改善策を4つ紹介します。これはそのまま、仕事で評価されている人の特徴ともいえます。

  • とにかく仕事が速い
  • 評価対象の仕事に注力している
  • 他責思考ではなく自責思考である
  • 上司と良好な人間関係を築いている

①とにかく仕事が速い

仕事で評価をされるためには、とにかく仕事を速くしましょう。なぜなら、仕事が速ければ、その結果に対して軌道修正ができたり、追加ができたり、熟考できたりするからです。仕事が速いことで、質も高まるということですね。

大手IT企業の楽天は、成功のコンセプトのひとつとして「スピード!!スピード!!スピード!!」を掲げています。他社が1年かかることを1年でやり遂げるスピードを求めているそうです。やっぱりね。

無駄に資料を作り込んだり、打合せを1時間もしたりしている場合ではありません。とにかく仕事を最大速度で終わらせる。これだけであなたの評価はウナギ登りですよ。

②評価対象の仕事に注力している

仕事での評価を上げたいのであれば、評価対象の仕事に注力しましょう。

評価対象外の仕事ばかりしていると、「何かやっているみたいだけど、よくわらからん」と上司から見られてしまい、仕事で評価されないということになってしまいます。

ところで、あなたがいわゆる「いい人」である場合は気をつけたほうがいいかも。周りからの頼まれごとを断ることができずにすべて引き受けていると、残念ながらあなたの仕事の評価は下がってしまいます。

あなた自身はやるべき仕事(評価対象の仕事)に注力できませんし、逆に、周りの人は評価対象の仕事に注力できるからです。周りからは「いい人=面倒なことを引き受けてくれる便利な人」と思われてありがたがられるかもしれませんが、それでは悲しいですよね。

もう「いい人」を演じている場合ではありません。評価対象となる仕事に注力して、仕事の評価を上げることを考えてみてはどうでしょうか。

なお、何が評価対象となっているかは、必ず確認しておきましょう。営業など実績が数値化されるのであればわかりやすいですが、総務や労務といったバックオフィスの仕事の場合は、なかなかわかりづらかったりするので要注意ですよ。

③他責思考ではなく自責思考である

他責思考とは、ネガティブな結果が起きたときに他人のせいにする考え方のこと。「あの人が足を引っ張った」「新人のミスのせいだ」「私は頑張ったのだけど…」というような考えですね。

自責思考は、自分のせいとして考えること。「確認を怠った自分が悪い」「新人のフォローが不十分だった」という考え方。

仕事での評価を高めたければ、自責思考であることを意識しましょう。自責思考であることで、目標未達やミスといったネガティブな結果の理由を考え、次に活かすことができるからです。

自責思考であることは、精神的に辛くなることもあるでしょう。しかし、ネガティブな結果を成長につなげることができるのが自責思考です。成長できればポジティブな結果を引き寄せられ、会社への貢献度が増します。当然、仕事の評価は上がりますよね。

④上司と良好な人間関係を築いている

上司(=評価者)と良好な人間関係を築いていることも、仕事で評価されるための解決策です。

本来、評価とは客観的に行うべきもの。好き・嫌いで評価を変えてしまってはいけません。しかし、良好な人間関係が築けていれば、コミュニケーションが活発になります。上司に対して質問もしやすくなりますし、フィードバックも適宜もらうことができるかもしれません。

このように、上司と良好な人間関係を築いていれば、評価を感情論で上げてもらうということではなく、結果的に仕事の質が高まって評価が上がりやすくなるのです。

なお、お世辞やゴマすりでは、表面的な人間関係しか作れません。「調子いいこと言っているけど、腹の中は違うんだろ」と思われてしまいますよね。信頼をなくすだけですからやめておきましょう。

仕事で評価されるために人事評価制度を知っておく

ここまで、仕事で評価されない人の特徴と、評価される人の特徴を見てきました。仕事で評価されないことに対する改善策がわかったと思います。

ところで、仕事で評価される人の特徴のひとつとして「評価対象の仕事に注力している」を挙げました。これをよりわかりやすくするために、人事評価制度がどのようなものなのか、簡潔に解説します。

人事評価は、「定量評価」と「定性評価」の2つに大きく分かれます。それぞれについて見ていきましょう。

人事評価制度:定量評価

定量評価とは、数値のみに基づく評価のことです。例えば次のようなものが定量評価で使われる数値です。

  • 新規顧客の獲得数
  • 既存顧客からの受注数
  • 売上金額
  • 粗利益額
  • Webサイトからの資料請求数
  • 材料費の削減額
  • 事務用品費の削減額
  • 人件費の削減額

こういった定量評価は過去の実績と比較がしやすいため、評価基準として使いやすいというメリットがあります。

人事評価制度:定性評価

定性評価とは、数値化できない要素に対する評価のことです。例えば次のようなものが挙げられます。

  • スピーディーに取り組めている
  • 創意工夫を凝らし、効率性を高めている
  • ミーティングで積極的に発言している
  • 豊富な知識を部署内に共有している

定量評価だけでは、自分自身の数値のみを追いかけがちになってしまい、組織が成り立たなくなる可能性があります。定性評価と定量評価をうまく組み合わせることで、会社組織としてより強くなる人事評価制度になっているのです。

人事評価制度で確認しておくべきこと

前述のとおり、人事評価制度は「定量評価」と「定性評価」に区分されます。ですが、それだけでは足りません。

仕事で評価されないという状況を防ぐには、評価制度と仕事の実態を見比べて見る必要があるのです。次のポイントをチェックしてみましょう。

  • 評価項目と実際の業務が異なっていないか
  • 評価項目の内容が曖昧ではないか
  • 目標数値が高すぎないか

もし、この3つに違和感があるような人事評価制度の場合、あなたの仕事は評価されない可能性が高くなります。上司に相談し、違和感がない状態にしておいたほうがいいかもしれません。

ちなみに、資金面で困窮している会社の場合、そもそも評価に対する人件費を捻出できないというケースもかなりあります。

当記事の筆者は人事の採用担当として多くの求職者の面接をしてきましたが、成果に対する給与が低いという退職理由はとてもとてもとても多いです。

「私は部署内でトップの営業成績を残しました。売上は前年比200%です。しかし給与は据え置きで、このままではモチベーションが保てないと思いました。そこで、実績を正当に評価していただける御社に転職したいと考えました」というようなものです。

あなたの勤めている会社は大丈夫ですか? 評価が高いのに給与が上がらないというようなケースがないかどうか、先輩社員に聞いておいたほうがいいかもしれませんよ。

どうしても仕事で評価されないときの対処法

仕事で評価されない理由には、その人自身の問題だけでなく、会社の事情も関係しているということがわかりましたよね。

「自分自身のせいであれば改善すればいい。頑張ればいい。でも会社の事情じゃどうしようもないじゃないか…」こんな気持にもなりますよね。

そんなときには、次のように自分自身をフォローしてあげてみてはどうでしょう。

①仕事で評価されないことで悔しいとき&モチベーションが落ちているとき

なぜ評価されないのか、まずは冷静に考えてみましょう。そして、評価されない原因を解消することに専念してみるのです。

例えば、同僚の仕事を手伝っていたために自分の仕事が疎かになり、仕事で評価されないというケースだとすれば、もう同僚の仕事は手伝わない。「いま自分の仕事でいっぱいいっぱいだからごめんね」と断るといかもしれません。

また、完璧な企画書を作ろうとして期限ギリギリに提出していた結果、あいつは仕事が遅いと上司から思われてしまい、仕事で評価されないというケース。こういうときは、ひとまず最速で仕上げて提出し、フィードバックをもらって精度を高めていく。そうすれば、仕事が速くて質も高いという評価を受けられます。

このように、仕事で評価されないことで悔しかったりモチベーションが落ちたりしているときは、それまでの自分自身の考えを転換し、評価を受けるにはどうすればいいかという1点を考えて行動してみてはどうでしょうか。

最初は違和感があるかもしれませんが、実際に評価が上がればスッキリして、仕事に対して前向きに取り組めるようになりますよ。

②仕事で評価されないことでうつ病になりそうなとき

仕事で評価されないことでうつ病になりそうというのは、前述した「悔しい」「モチベーションが落ちている」よりも深刻です。下手したら大事になります。働いている場合ではないかもしれません。

うつ病のセルフチェック表を載せておきます。「鬱っぽい」と思ようであれば、確認してみてもいいかもしれません。

最近2週間を振り返って、次の症状が続いているかチェックしてください。

  • 1日中憂うつな気分が続いている
  • 何に対しても興味や喜びが持てない
  • 疲れやすくやる気がおきない
  • 集中力、注意力が低下している
  • 自分には価値がないと感じ、自信を喪失している
  • 自分が悪い、自分の責任だと罪の意識を感じる
  • 将来に希望が持てず、悲観的な気分である
  • 自殺を考えることがある
  • 夜寝付けない、夜中に目が覚める、朝早く目が覚める、寝過ぎてしまう
  • 食欲低下または食欲増加(過食)している

※1~2個 軽度のうつ状態の可能性があります※3~5個 軽度〜中程度のうつ状態の可能性があります※6~8個 中程度〜重度のうつ状態の可能性があります※9個~ 重度のうつ状態の可能性があります

うつ病の場合、我慢すればするほど回復に時間がかかります。上記チェックでうつ状態の可能性があると出た場合は、すぐに病院で診察を受けたほうがいいと思います。

③仕事で評価されないことで会社を辞めたいとき

転職をするという選択肢はありますが、まずは現状でなんとかならないか考えてみてはどうでしょうか。転職活動はうまく立ち回らなければそれなりに疲れますし、新しい職場に馴染むのもわりと大変だからです。

職場の上司や同僚に相談する、社内異動を検討する。まずはここから始めてみることをおすすめします。

どうしても気持ちが切れてしまっていて辞めたいということであれば、転職を検討するしかありませんね。

仕事で評価されないことで転職する際に気をつけるべきこと

仕事で評価されないから転職するというのはアリな選択肢ですが、絶対に気をつけなければならないことが3つあります。

  • 在職中に転職先を決める
  • 「仕事で評価されない」ことを応募先企業に伝えない
  • 引き継ぎはしっかり行う

①在職中に転職先を決める

在職中に転職先を決めることは、転職をする上で最重要です。なぜなら、会社を退職した無職状態での就職活動の場合、求人企業側から次のように思われて評価が下がり、内定が出づらくなるからです。

  • 仕事に対するストレス耐性がないのでは?
  • 衝動的な性格?
  • キャリアプランがない?
  • 能力が低いから辞めざるを得なかった?
  • 深刻な病気がある?
  • 不祥事を起こして懲戒になった?

少なくとも筆者は、人事担当として採用面接をする際、無職状態の求職者に対しては上記のように疑ってかかります。病気など直接質問できないこともありますので、「退職理由」についてはとても詳細に質問しています。求職者からすれば嫌な面接官ですよね。

このように、会社を退職した無職状態での転職活動は厳しくなります。仕事で評価されないということで不満はあるでしょうけれど、転職先が決まるまでは会社はやめないことを強くおすすめします。

②「仕事で評価されない」ことを応募先企業に伝えない

転職活動では、仕事で評価されないことを応募先企業に伝えないようにしましょう。一般的に、仕事で評価されないのは実力がないからだと思われてしまうからです。

特に気をつけるべきタイミングは、面接で退職理由・転職理由を聞かれた時です。ここで、仕事で評価されなかったからと答えてしまったら最後、内定はまず出ないと思っていいでしょう。

転職活動には、この退職理由・転職理由のように、絶対に踏んでしまってはいけない地雷が存在します。心配であれば、転職エージェントの無料サポートを受けてみてもいいかもしれません。プロの視点から、地雷を踏まないようなアドバイスをしてくれますので。

転職エージェントについては、こちらの記事にまとめています。よかったら覗いてみてくださいね。

本当におすすめできる転職エージェント【年代別×年収別】

③引き継ぎはしっかり行う

転職をする際、引き継ぎはしっかりと行いましょう。

世間は思っている以上に狭いです。誠意のない退職の仕方をして会社に迷惑をかけた後、どこかの場面で社員に再会してしまうかもしれません。

特に、同じ業界に転職した場合は再会の確率が上がります。「もしかして前職の人がいるかもしれない」とビクビクするのも嫌ですよね。

また、残った同僚たちにも迷惑をかけるわけですから、同僚とのつながりはそこで断ち切られてしまうかもしれません。これも寂しい限り。

こういったことにならないよう、転職する際は引き継ぎをしっかりと行ったほうがいいですよね。立つ鳥跡を濁さず、です。

まとめ|仕事で評価されないのが悔しい!評価されない理由と改善策

これまで、仕事で評価されない理由とその改善策を紹介してきました。

仕事で評価されない理由は色々とありますが、一方で、仕事で成功している人の特徴を真似すれば改善できるということを理解していただけたと思います。

こういった改善策を試みても仕事で評価されないということであれば、最終手段として転職という道があります。

しかし、繰り返しになりますが、まずは仕事で評価されないという現状を打開できないか、上記を参考にチャレンジしてもらえると嬉しいです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう。