パンダ

仕事がつまらない。休日のためだけに働いている。こんな人生、望んでいたわけじゃないんだけどな。どうすればこんな毎日から抜け出せるんだろう。やっぱり、転職するしかないのかな。

仕事がつまらないという状況で働き続けるのは拷問ですよね。無理して続けても、同じ用につまらない仕事をする未来が待っているということですからね。報われません。

筆者も以前、仕事がつまらないと感じていました。上からの指示に思考停止状態で従い、淡々のこなすだけでした。目標はなんとか達成できていましたが、特に突出するわけでもなく、社内でも目立たない存在でした。

しかし、このままではいけないと様々な方法を取り入れた結果、仕事の成果が出るようになりました。すると仕事がつまらないという感情はどこかに消えてなくなりました。仕事にのめり込めるようになったのです。会社からも評価され、給料も待遇も上がりました。

こういった経験から、筆者は仕事がつまらないのは成果が出ていないからだと確信しています。そこでここ記事では、筆者が実際に用いた6つの秘策を紹介します。

この秘策を実践することで、あなたも仕事で成果が出せるようになるかもしれません。そうすれば、もう仕事がつまらないなんて嘆くことはなくなりますよ。

仕事がつまらないと嘆いている人たちの声

まずは、仕事がつまらないと嘆いている人たちの声を、Twitterから引用します。

この記事を読み終わる頃には、こういったTweetをしている人たちのことを「可哀想に」と思うようになっていることでしょう。

仕事がつまらないのは成果が出ていないから!その理由は?

はっきり言って、仕事がつまらないのは、仕事の成果が出ていないからです。

頑張っているのに成果が出なければ、自分の努力は何だったんだろうと思いますよね。報われない仕事がおもしろいわけありません。

さらに、成果が出なければ上司からの叱責を受けたり、評価を下げられたりもします。周りからも「あの人、ちょっと残念だよね」などと陰口を言われます。ますますつまらなくなります。

そのような毎日を送ると、自己評価が落ちていきます。「私は何をやってもダメだ」「自信がない」という心境になってしまいます。働いても成果が出ないということが起きるたびに、こういった負の感情が蓄積していきます。

このように、仕事がつまらないのは、仕事の成果が出ていないことに原因があります。

仕事で成果が出るようになれば、状況は一変します。もっと成果を出そう、そうすればもっとおもしろい仕事にも携われるチャンスがもらえる。会社から評価されて給料も上がる。周りからも「デキるやつ」と認められ、人間関係も良くなる。胸を張って毎日を過ごせる!

あなたも、仕事で成果を出しておもしろい仕事に夢中になりましょう。

仕事で成果を出すための6つの秘策

仕事がつまらないという状況を解消するためには、仕事で成果を出すことが必要というのは前述のとおり。では、仕事で成果を出すにはどうしたらいいのでしょうか。次の6つの秘策を試してもらいたいと思います。

  • 目標達成を「当たり前化」する
  • シングルタスクを意識する
  • やるべき仕事に対してトリガーをつける
  • とりあえず仕事を始めてみる
  • 15分区切りで小休憩を入れる
  • 仕事の成果をカレンダーに記録する

それぞれ具体的に説明しますね。

①目標達成を「当たり前化」する

目標達成を「当たり前化」すると、仕事での成果はみるみる上がります。「当たり前化」とは、意識的に努力をしなくても勝手に目標達成できる状態のことです。

例えば、クライアントとのアポイントが15時に入ったとします。この時、あなたはクライアント先に15時前に到着できるよう、逆算するはずです。何時の電車に乗る、そのために何時にここを出発する、などですね。

このように逆算できていればもう安心。予定した時間に会社を出発して、予定していた電車に乗るだけです。何も考える必要もなく、当たり前のように15時前にクライアント先に到着できますよね。これが「当たり前化」です。

つまり、「当たり前化」のポイントは逆算思考です。ゴールから逆算し、いつまでに何をやるべきなのかを明確にしておくこと。これを意識できれば、目標は苦労することもなく当たり前に達成できるようになります。

スケジュール管理アプリや手帳に、スケジュールを入れますよね。そのときに、期限だけを入れるのではなく、その期限に間に合わせるための細かいタスクも入れておくようにするといいですよ。例えば…

金曜日までに提出しなければならない書類がある→念のため木曜日に上司に提出したい→草稿は火曜日までに作っておこう

提出期限である金曜日だけでなく、上司に提出する木曜日と、草稿を作り終えたい火曜日も、スケジュールとして落としておきましょう。「当たり前化」が勝手に発動しますよ。

この当たり前化をするまでは、筆者は仕事の優先順位を意識せずに目の前の仕事をとりあえずこなしていただけでした。その結果、いつも期限ギリギリの仕事をしていました。

この「当たり前化」により、会社からは仕事が速く正確だという評価をもらえるようになりました。そうなると、仕事は楽しくなっていきます。より仕事に夢中になり、評価も上がるという好循環が起こりました。

あなたもよかったら、「当たり前化」を試してみてくださいね。

②シングルタスクを意識する

シングルタスクを意識することで、仕事で成果が出やすくなります。シングルタスクとは、1つの業務のみを行うこと。1点集中のため仕事がはかどり、ミスも少なくなります。

シングルタスクの対義語がマルチタスク。複数の業務を同時並行で行うスタイルです。一時、マルチタスクは有能であるという話がありました。マルチタスクは突発的なことが起きても柔軟に対応できるという強みがあります。いわゆるデキる社員というやつですね。

しかし、やはりどうしても集中力が途切れがちになります。その結果、ミスが多くなります。そしてなにより、「当たり前化」のための逆算思考がしづらくなってしまいます。突発対応によりスケジュールが乱れるからですね。

シングルタスクで逆算どおりにスケジュールを進め、当たり前化を維持していきましょう。

③やるべき仕事に対してトリガーをつける

やるべき仕事に対してトリガーをつけるというのも、仕事で成果を出すための秘策です。

トリガーをつけるというのは、つまり「AをしたらBをする」というように、何らかのきっかけに対する反応を予め決めておくことです。例えば次のように。

  • 資料作成中に電話を受けたら、○○時に折り返すと返事をする
  • パソコンの調子が悪かったら、○○さんに連絡する
  • ○○時までにこの仕事が終わらなかったら、○○さんにヘルプを依頼する

何かをする際にトリガーをつける癖をつけると、予定外のことがあっても悩んだり迷ったりすることなく行動することができます。シングルタスクによる「当たり前化」が維持しやすくなりますよ。

④とりあえず仕事を始めてみる

やらなければならない仕事があるのに、どうしても気分が乗らないときってありますよね。こんなときは、とりあえず仕事を始めてみましょう。

パソコンでExcelを開く、メールをチェックする、手元にある書類を開くなど、簡単なことでいいです。とにかくスタートを切ることが大切。

スタートを切れば、いつの間にか気分が乗ってきます。あれほど気分が乗らなかったのに、気付かぬうちに仕事に没頭できているはずです。

自転車と同じ理屈です。こぎ始めは力が入るけれど、ペダルを1回転させてしまえば、たいした負荷をかけなくても走り出しますよね。作業興奮という現象であり、これを仕事にも使うということです。

作業興奮を利用した「とりあえず始めてみる」という行為は、「やる気スイッチ」と置き換えることができますね。

⑤15分区切りで小休憩を入れる

東京大学の池谷裕二教授の研究結果によると、人間の集中力は15分程度で途切れてしまうそうです。そこで、15分間仕事をしたら、2~3分程度の小休憩を入れるようにしましょう。

筆者は仕事をする際は、スマホで15分のアラームをかけています。どれだけ集中して仕事をしていても、アラームが鳴ったらそこで一旦休憩。もう少しやりたいと思っても無理やり終わらせる。焦らされるような気分になり、次の15分でより集中できるようになります。

ちなみに小休憩である2~3分は、首を回したり、目薬を指したり、立ち上がって腰を伸ばしたり、肩のツボを押したりしています。

このように15分区切りで小休憩を入れるようにすることで、一日中集中して仕事に取り組むことができますよ。

⑥仕事の成果をカレンダーに記録する

シカゴ大学のハシー教授による実験結果によると、人は、作業の実績が積み上がっていくことを可視化することでモチベーションが高まるそうです。

この理論を仕事に応用したのが、仕事の成果をカレンダーに記録するというもの。成果といっても、カレンダーに事細かくタスクを書き込むわけではありません。その日の仕事が満足できればカレンダーに「○」を付ける、程度でも大丈夫。

筆者は、会社のデスクにこの「○」を付けるためだけの小さなカレンダーを置いています。毎日このカレンダーに「○」を付けられるように仕事に全力を注ぎますし、月末、出勤した全ての日に「○」が付けられているカレンダーを見ると、それだけで「私、頑張った!」と気持ちよくなりますよ。

単純ですが、とても効果的な方法です。

ここまでのまとめ

少し複雑になってきたので、仕事で成果を出すための6つの秘訣を簡単にまとめますね。

目標達成を「当たり前化」する

逆算思考でタスクを割り出し、そのタスクどおりに行動する

シングルタスクを意識する

「当たり前化」を確実に実行するために、1つのタスクだけに没頭する

やるべき仕事に対してトリガーをつける 「シングルタスク→当たり前化」を実行するために、何らかのきっかけによる反応を予め決めておく
とりあえず仕事を始めてみる やる気が起きないときでも、作業興奮効果で仕事に取り組める
15分区切りで小休憩を入れる 人間の集中力は15分が限界なので、小休憩を入れて仕切り直す
仕事の成果をカレンダーに記録する 作業の実績が積み上がっていく様を可視化することで、仕事への満足度とやる気が高まる

レアケースの紹介|成果を出しても仕事がつまらない場合とは?

ここまで、仕事で成果を出す秘策をお伝えしてきました。仕事がつまらないという状況を解消するためにやっていただきたいことなので、是非試してみてくださいね。

ところで、ごく稀なケースですが、仕事で成果を出すことができても、依然として仕事がつまらないと思ってしまうことがあります。

それは、やっている仕事にポジティブな意義を見いだせない場合です。「この仕事、いったい何のためにやってるのかわからない」「この仕事をやることで、不幸な人が出てしまう」というような仕事ですね。

このように、ネガティブだと思ってしまう仕事は、仮に成果を出せてもおもしろいとは思えないでしょう。根っからの詐欺師でもない限り。

成果を出しても仕事がつまらないときにやるべきこと

上記のとおり、やっている仕事にポジティブな意義を見いだせない場合、成果を出せたとしても依然として仕事はつまらないままです。それはそれでつらいことですよね。

このような場合は、思い切って転職をするしか道はありません。幸いなことに、(つまらない仕事であったにもかかわらず)成果を出せたということは、あなたには実力が備わっているということ。であれば、転職活動ではとても有利になります。

このようなケースで転職する場合、絶対に気をつけなければならないことがあります。それは、仕事の得意・不得意ではなく、好き・嫌いで応募する仕事を判断するということです。

別の言い方をすれば、仕事にポジティブな意義を見いだせるかどうか、ということで判断するということですね。

ここをぶらさず、上記6つの秘策を使えば、あなたは間違いなく仕事で成果を出し、仕事がつまらないと嘆くことはないでしょう。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。また別の記事でお会いしましょう。

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