
アパレル業界内で転職をしたい。クリーデンスという転職エージェントがあるけれど、あまり情報がない。メリットやデメリットってなんだろう?
現役転職アドバイザーが、アパレル専門転職エージェント「クリーデンス」のメリットとデメリットを、実際の評判・口コミ情報をもとに解説。さらに、クリーデンスを上手に利用する方法などを解説しています。
※この記事は3分程度で読み終わることができます。3分後、あなたはクリーデンスを利用するべきかどうかがわかっているはずです。
クリーデンスのリアルなメリット
それではまず、クリーデンスのメリットを見てみましょう。
- 大手ブランドを含め、アパレル求人が充実している
- キャリアアドバイザのアドバイスが適切
メリット1 大手ブランドを含め、アパレル求人が充実している
人気ブランドの求人を紹介されあので飛びついた。面接が3回あって大変だったが、なんとか転職できた。給料は少し下がってしまったけれど、好きなブランドに関われているので後悔はしていない。
評価:★★★★★|年齢:25歳|職種:販売
クリーデンスには、大手ブランドや人気メーカーなど、アパレル求人が非常に充実しています。
なぜなら、クリーデンスはアパレル専門転職エージェントのパイオニア的存在だからです。多くの企業から厚い信頼を勝ち得ていて、だからこそ質の高い求人を多く持っているんです。
なお、クリーデンスが扱う求人の80%以上が非公開求人です。非公開求人は、紹介を受けた人にしか開示されない求人であるため応募者が少ない。つまり、競争率が低いので内定をもらいやすということです。おいしいですよね。
こういった、質の高いアパレル求人、しかも内定がもらいやすい非公開求人が、クリーデンスには数多く揃っているんです。
メリット2 キャリアアドバイザのアドバイスが適切
アパレルショップの店長を数年間務めていましたが、その先がない状況に焦りを覚え、転職を考えるようになりました。
ファッショーネに登録したのは、アパレル専門で転職支援をしていると知ったからでした。
同年代の女性が私の担当になりましたが、担当さんの知識量に驚きました。
お聞きしたところ、以前に某アパレルメーカーで働かれていたそうです。
そのときに気がついたのは、私のように店にいた人間と、メーカーの本部側にいた人間とでは、その知識量・情報量が違いすぎるということでした。
もともと、バイヤーなどを目指したかったのですが、ファッショーネの担当さんに出会ったことで無理だと悟りました。
こういったことはすべて担当さんにお伝えし、最終的には売場経験を活かせるエリアマネージャーを目指そうということになりました。
(後略)
評価:★★★★★|年齢:31歳|職種:店長
クリーデンスのキャリアアドバイザーは、アドバイスが適切と評判です。
なぜなら、クリーデンスのキャリアアドバイザーはアパレル出身者が多く、アパレル業界の実情を熟知しているからです。
後の説明しますが、クリーデンスでサポートを受けられる人は基本的にアパレル業界経験者のみ。
そういった求職者に適切なサポートをするには、アパレル業界のオモテ・ウラ両面の幅広い知識が不可欠。クリーデンスのキャリアアドバイザーは、こういった知識を備えているんです。
あなたが、アパレル業界の経験が豊富であったとしても、クリーデンスのキャリアアドバイザーは、あなたにとって参考になるアドバイスを提示してくれるはずです。
クリーデンスのリアルなデメリット
続いて、クリーデンスのデメリットです。
- アパレル業界未経験者はサポート対象外
- 雇用形態は正社員のみ
- サービス対象地域が狭い
デメリット1 アパレル業界未経験者はサポート対象外
業界未経験者は駄目らしい。
評価:★☆☆☆☆|年齢:21歳|職種:ホール
クリーデンスは、アパレル業界未経験者はサポートの対象外です。なぜなら、クリーデンスに求人依頼をしている企業のほとんどは即戦力を求めているからです。
ということなので、アパレル業界未経験者に限らず、次のような人は即戦力ではないと判断されてしまい、紹介される求人は少なくなります。
- 新卒者
- アパレル業界未経験者
- アパレル業界経験があっても、直近が異業種の人
もしあなたが上記に当てはまるようであると、残念ながらクリーデンスのサポートを受けられないかもしれません。
アパレル業愛未経験者でもサポートしてくれる【ファッショーネ】をチェックしてみましょう。
ファッショーネについては、こちらの記事にまとめていますのでよろしければ。
デメリット2 雇用形態は正社員のみ
紹介していただいた求人がすべて正社員募集でした。家庭のこともあり、正社員ではなくパートを探していましたので残念でした。
評価:★★★☆☆|年齢:33歳|職種:主婦
クリーデンスで扱っている求人は正社員案件ばかりです。
正社員を目指す人にはいいかもしれませんが、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトでの働き方を考えている人にとっては、選択肢がほとんどないということに。
ところで、クリーデンスは長期就業できる人しかサポートしてくれません。正社員求人ばかりだからです。
このため、スキルがあっても正社員での転職回数が多い人は、またすぐに退職する可能性があるということでサポートしてもらえない可能性があります。
あなたは大丈夫ですか?
デメリット3 サービス対象地域が狭い
クリーデンスのサービス対象地域ではなかった。
評価:★☆☆☆☆|年齢:33歳|職種:主婦
クリーデンスが強い地域は、関東・関西・中部地方です。それ以外の地域は求人数が激減します。というか、ほぼない状態です。
【リクルートエージェント】など、アパレル業界に強くて全国展開している転職エージェントと併用したほうがいいですね。
クリーデンスをおすすめしたい人
ここまで、クリーデンスのメリットとデメリットを見てきました。これらを踏まえ、クリーデンスをおすすめしたい人とは次のとおり。
- 関東・関西・中部地方で働きたい人
- 直近でアパレル業界の実務経験がある人
あなたは該当していますか?
もし地域が合わないのであれば全国展開している【リクルートエージェント】、アパレル業界経験が弱ければ【ファッショーネ】をチェックしてみてくださいね。
クリーデンスを上手に利用する方法
あなたがクリーデンスを使えるということであれば、次の内容を意識してみてください。クリーデンスの底力を引き出せますので。
- できるだけ早く面談を受ける
- サイトの新着案件をチェックする
方法1 できるだけ早く面談を受ける
クリーデンスのキャリアアドバイザーとの面談は、できる限り早く受けるようにしましょう。
なぜなら、この面談を受けないと、クリーデンスのサポートがスタートしないからです。Web登録は仮登録で、面談が本登録という感じです。
クリーデンスのサポートがスタートしないと、転職活動はストップしたまま。
面談さえ受ければ、あなたの希望とスキルにあった求人が紹介される⇒選考対策もしてもらう⇒面接⇒内定というように、一気に転職活動が進みます。
さらには、面談をなかなか受けないでいると、クリーデンス側から「転職意思が弱い」と判断されてしまい、サポートが受けられなくなるかもしれませんよ。
方法2 サイトの新着案件をチェックする
クリーデンスでは、面談を受けることでキャリアアドバイザーから求人が紹介されるようになります。
これだけでも十分といえば十分ですが、すぐに転職を試合という人であれば、自分でも求人を探したいという衝動にかられてしまうもの。こんなときに使えるのが、クリーデンスの求人検索。
この求人検索ですが、多くの人が利用しています。なので、よさそうな案件を見つけてキャリアアドバイザーに聞いてみたら、「それは募集終了しています」というようなことが頻繁にあります。
これを防ぐために、新着案件をチェックしましょう。サイトの更新日は水曜日と金曜日。この日にクリーデンスのサイトにアクセスして新着をチェック。気になる案件があれば、すぐに担当のキャリアアドバイザーに相談ですよ。
こうやって、おいしい案件に応募できるチャンスを増やしていきましょう。
まとめ|クリーデンスのメリットとデメリット
上記を簡潔にまとめます。
- 大手ブランドを含め、アパレル求人が充実している
- キャリアアドバイザのアドバイスが適切
- アパレル業界未経験者はサポート対象外
- 雇用形態は正社員のみ
- サービス対象地域が狭い
- 関東・関西・中部地方で働きたい人
- 直近でアパレル業界の実務経験がある人
- できるだけ早く面談を受ける
- サイトの新着案件をチェックする
クリーデンスへの登録は、【クリーデンス公式サイト】からになります。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。