シマウマ

ハイクラス向けのキャリアカーバーという転職サイトが気になる。メリットやデメリットはどうなんだろう。ビズリーチに似ているのかな?

現役転職アドバイザーが、ハイクラス向け転職サイト「キャリアカーバー」のメリットとデメリットについて紹介。さらに、ビズリーチとの違いや、賢い利用方法についても解説します。

※この記事は3分程度で読み終わることができます。3分後、あなたは、キャリアカーバーを使うべきか否か判断できているはずです。

キャリアカーバーとは

キャリアカーバーは、リクルートが運営するハイクラス向けの転職サイトです。

キャリアカーバーにWeb登録した後は、ヘッドハンターがあなたのレジュメを確認したうえで、あなたのスキル・知識や希望条件に合った求人を紹介してくれるというシステムです。

また、キャリアカーバーへのWeb登録後は、キャリアカーバーに登録されている求人情報を検索し、応募することもできます。

つまりキャリカーバーは、ヘッドハンターからのスカウトを待ちつつ、あなた自身も求人探し⇒応募というという動きが取れるということ。待ち、攻め両面で使える転職サイトです。

なお、キャリアカーバーの基本情報は次のとおり。

運営会社 株式会社リクルートキャリア
本社所在地 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
求人数 約6万件 ※非公開求人は除く
対象地域 日本全国
サービス対象者 直近年収600万円以上のハイクラス
利用料金 無料
公式サイト https://careercarver.jp/

キャリアカーバーとビズリーチとの違い

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キャリアカーバーと同じく、ハイクラス向けかつヘッドハンティングサービスを展開している転職サイトがビズリーチです。

キャリアカーバーとビズリーチの違いは次のとおりです。

キャリアカーバー ビズリーチ
公開求人数 約6万件 約12万件
登録ヘッドハンター数 約2,000名 約3,300名
求人の特徴 大手企業多数 大手企業・ベンチャー企業多数
利用料金 無料 2,980円/30日 or 4,980円/30日

キャリアカーバーよりもビズリーチのほうが、全体的な規模感は大きめです。

決定的な違いは有料か無料かということ。ビズリーチは有料会員と無料会員がありますが、無料会員は一部のサービスしか利用できません。一方、キャリアカーバーは全てのサービスを無料で利用できます。

キャリアカーバーの一求入魂スカウトとビズリーチのプラチナスカウトとの違い

キャリアカーバー公式サイトより)

キャリアカーバーには、通常のスカウトの他に一求入魂スカウトというものがあります。

一求入魂とは、ヘッドハンターが送ることができる通数が制限されているスカウトのこと。

「この利用者であれば絶対に転職成功させられる!」とヘッドハンターが判断した場合だけに送られてくる、ヘッドハンターの魂が入ったスカウトです。

ただでさえハイクラスしか登録できないキャリカーバーにおいて、ヘッドハンターがわざわざ一求入魂スカウトを送ってくるということは、転職市場価値は相当に高いということの証明ともいえます。

なお、キャリアカーバーの一求入魂スカウトに近い趣旨のスカウトがビズリーチのプラチナスカウトです。両者には若干の違いがあります。

キャリアカーバーの一求入魂スカウトでは面接がほぼ確約されているのに対し、ビズリーチのプラチナスカウトは面接は100%確約です。

キャリアカーバーのメリット

次に、キャリアカーバーのメリットを見てみましょう。

キャリアカーバーの3つのメリット
  • 好条件案件のヘッドハンティングを受け身で待てる
  • 担当コンサルタントを自分で選べる
  • ハイクラス案件を自分で求人検索して応募できる

メリット1 好条件案件のヘッドハンティングを受け身で待てる

キャリアカーバーにWeb登録し、職歴や希望条件を入力するだけで、ヘッドハンターからスカウトが届きます。

スカウト内容に興味を惹かれたら返信。そこから求人紹介や職歴書添削等、ヘッドハンターによるサポートがスタートします。

このようにキャリアカーバーは、ヘッドハンターからのスカウト待ちというスタイルが基本。あなた自身で積極的に動く必要がないため、在職中のため効率よく転職活動を進めたい場合に有効です。

メリット2 担当ヘッドハンターを自分で選べる

キャリアカーバーでは、担当してもらうヘッドハンターをあなた自身で選ぶこともできます。

キャリアカーバーの会員ページ内で、ヘッドハンターを検索。ヘッドハンターのプロフィールや経歴を参考に、あなたが担当してもらいたいヘッドハンターを選び、連絡を取ることができるのです。

転職業界全体で、担当のヘッドハンターやキャリアアドバイザーと相性が合わないというケースが頻発しています。求職者からの担当交代依頼など日常茶飯事。

一方、キャリアカーバーでは、ヘッドハンター指名システムにより、こういった担当者とのミスマッチを防ぐことができます。担当交代による時間と労力のロスがないため、大きなメリットといえるでしょう。

メリット3 ハイクラス案件を自分で求人検索して応募できる

キャリアカーバーでは、ヘッドハンターからのスカウトを待つだけでなく、あなた自身で求人を検索し、応募することもできます。

キャリアカーバーのサイトに掲載されている求人はハイクラス求人のみ。年収で言えば、求人案件の8割以上が年収1,000万円オーバーです。転職決定者の平均年収も900万円以上、求人案件のボリュームゾーンは800万~2,000万円という業界屈指の高さ。


キャリアカーバー公式サイトより)

ちなみにこれらの求人案件は、各ヘッドハンターが掲載しているものです。ポジションごとに少数を募集する案件が大半であるため、各案件の掲載期間は非常に短い傾向があります。

気がついたらなくなっていたということがよくあります。気になる求人案件があれば、すぐにその案件の担当ヘッドハンターに応募依頼をしましょう。

キャリアカーバーのデメリット

続いて、キャリアカーバーのデメリットについて。

キャリアカーバーの3つのデメリット
  • 直近年収600万円未満は利用できない
  • ベンチャー企業の求人が少ない
  • 転職活動が短期間では終わらない

デメリット1 直近年収600万円未満は利用できない

キャリアカーバーは、直近年収600万円未満では利用できません。

実際、キャリアカーバーの求人検索画面を見ても、検索条件の最低ラインが年収600万円です。


キャリアカーバー公式サイトより)

ハイクラス向け転職サービスを展開しているビズリーチやJACリクルートメントも同じような基準ですので、この点については、キャリアカーバーが特別高いというわけではありません。

とはいえ、直近年収600万円未満の求職者にとっては、キャリアカーバーを利用できないということからデメリットと映るでしょう。

デメリット2 ベンチャー企業の求人が少ない

キャリアカーバーの求人案件は、ほとんどが大手企業です。ベンチャー企業もあることはありますが、あまり多くありません。

ライバルのビズリーチが大手企業のみならずベンチャー企業にも強いということを考えると、いい具合に両者の差別化が図れているといえます。

しかし、大手企業よりもベンチャー企業への転職を希望している求職者にとっては、キャリアカーバーは物足りなさを感じるかもしれません。

デメリット3 転職活動が短期間では終わらない

キャリアカーバーは、転職活動が短期間では終わりづらい傾向があります。

キャリアカーバーには、求職者自身が求人検索をして応募するというスタイルもあります。しかしこれはオマケのようなもの。

キャリアカーバーの圧倒的なメインサービスは、ヘッドハンターからのスカウトです。つまり待ちの転職活動が、キャリアカーバー利用時の基本スタイル。

待ちの転職活動であることは、求職者自身がやるべきことが少ないため、手間や労力を抑えたい在職中の転職活動に向いてはいます。

しかし、今すぐに転職したいという求職者にとっては、もどかしい部分もあるかもしれません。

なお、早く転職したいという場合は、ハイクラス求人を迅速に紹介してくれる転職エージェント【JACリクルートメント】をチェックしてみてください。

JACリクルートメントの詳細については、こちらにまとめています。

JACリクルートメントの評判からわかるリアルなメリットとデメリット

キャリアカーバーの賢い利用方法

ここまで、キャリアカーバーのメリットとデメリットについて見てきました。これらを踏まえ、キャリアカーバーを賢く利用する方法を紹介します。

キャリアカーバーの賢い利用方法
  • Web登録で入力する年収は税引前額面年収にする
  • レジュメは詳細に入力する

賢い利用方法1 Web登録で入力する年収は税引前額面年収にする

キャリアカーバーのWeb登録時、年収を入力する箇所があります。ここには、手取り年収ではなく税引前額面年収を入れましょう。

年収はキャリアレベルを表すもの。年収が高ければ高いほど、高い評価のキャリアであるとみなされるからです。ヘッドハンターからの注目度が高まり、多くのスカウトが来るチャンスが増えます。

少しでも年収を高く見せるために、キャリアカーバーWeb登録時の年収入力は税引前額面年収にしてください。

賢い利用方法2 レジュメは詳細に入力する

キャリアカーバーに登録するレジュメは、できる限り詳細に記載してください。

なぜなら、レジュメが詳細に書かれていると、ヘッドハンターからのスカウトが来る可能性が高まるからです。

キャリアカーバーで初めてレジュメを入力するタイミングは、Web登録時です。レジュメの中で最も手がかかるのが職務経歴ですが、ここは職務経歴サンプルをカスタマイズして効率よく完成させましょう。

実際、キャリアカーバーのサンプルページにも、「内容をコピー&ペーストし、必要な部分を修正してお使いいただくことも可能です」と記載されています。

なお、レジュメは後でいくらでも編集可能です。

ヘッドハンターからのスカウトが少ないようであれば、レジュメの記載内容が不十分である可能性が高いです。レジュメの再編集をしてくださいね。

キャリアカーバーをおすすめしたい人

キャリアカーバーをおすすめしたい人は次のとおりです。

  • 大手企業に年収800万円以上のハイクラス転職したい方
  • ヘッドハンターに仕事を探してもらいたい方

あなたが上記のような希望を持っている場合は、キャリアカーバーとともに、ハイクラス向け転職サービス【ビズリーチ】と【JACリクルートメント】を併用すると最高です。

「キャリアカーバーとビズリーチのどちらに登録するべきか」という質問を受けることがありますが、私からの答えは「どちらも」です。

ビズリーチはこの記事の冒頭で説明したとおり、キャリアカーバーと同タイプのヘッドハンティング型転職サイトですから、キャリアカーバーと併用することでハイクラス案件のスカウト数が純増するからです。チャンスが広がるというのは極めて大きなメリットです。

また、JACリクルートメントは、キャリアカーバーとは異なり転職サイト。比較的短期間で転職成功するよう、JACリクルートメントの社員である転職コンサルタントが、手取り足取りのサポートをしてくれます。転職業界3位の大手企業ということもあり、サポート体制は万全です。

キャリアカーバー、ビズリーチ、JACリクルートメントの3社のサポートを受けて、ハイクラス転職を失敗するというイメージはできません。この3社を併用するというのは、それほどまでに盤石な転職活動です。

まとめ|キャリアカーバーのメリットとデメリット

キャリアカーバーは、大企業への年収800万円以上のはクラス転職を狙える転職サイトです。

あなたがそのような転職を希望している場合は、【ビズリーチ】と【JACリクルートメント】と併用することで、転職成功確率はさらに上がります。

3社を上手に利用して、希望の転職をかなえてください。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。